レチノールクリームの副作用と安全性

 

[レチノールの副作用] レチノールの種類で副作用の強さが違う

 

レチノールには、種類があるのですがビタミンAの一種と覚えておきましょう。

 

化粧品や医薬品部外品、医薬品などで配合される時に、レチノール誘導体も同じく「レチノール」と表記できてしまうので、ややこしい成分でもあります。

 

純粋なビタミンAのレチノールの他に、

 

・レチノイン酸(トレチノイン)
・レチノール(純粋なレチノール)
・レチノイン酸トコフェリル
・酢酸レチノール(ビタミンA誘導体)
・パルミチン酸レチノール(ビタミンA誘導体)

 

 

などの種類があります。

 

副作用を心配した時に、ポイントになってくるのがレチノールの種類によって副作用としての刺激が異なるということです。

 

上記の順番は刺激の強さと効果順に並べてあります。とはいえ、一番上のレチノイン酸(トレチノイン)以外は、急に我慢できないほどの痛みが出たりなどの副作用が出ることは稀ですので、そこまで心配する必要はありません。

 

 

レチノールを「危険」「販売停止」と煽っているブログは無視

 

以前に、効果の薄い「パルミチン酸レチノール」を化粧品配合率上限にまで配合した化粧品で、副作用が出る人が多くいたために、販売停止となった化粧品がありました。

 

そのことをブログであおるように「レチノールは危険!」と紹介している自称科学者がいます。

 

レチノールの種類や使い方について細かく解説することなく、一緒くたにして批判しています。

 

しかし、レチノールは、極端な使い方をしなければ、副作用が極度に起こることなく、シワなどへの効果が感じられる有用な成分です。

 

効果が表れるのはすぐにではありませんが、スキンケアに少しずつ取り入れて見てください。

 

レチノール誘導体のトレチノイン(レチノイン酸)は副作用が大きい

 

レチノールの種類の中でも、トレチノイン(レチノイン酸)は、副作用が大きいものです。日本では、医薬品などでの使用に留まり、皮膚科などでお医者さんの指導のもとで使うことができます。主に、ニキビ跡やシミ治療などと共に使われることが多いです。

 

副作用が大きいということはその分、効果も高いです。今では海外のトレチノインを、ネットなどで簡単に購入することができますが、未経験の人や、肌が弱い人はトレチノインをいきなり顔に使用するのは止めておきましょう。

 

皮向けが酷くなったり、使う部位によってはいつまでたっても赤みが引かないという症状を引き起こしてしまう可能性が高いです。

 

レチノールクリームの副作用

 

レチノールの好転反応のひとつ:レチノイド反応

 

レチノールクリームの副作用で自覚しやすい副作用が「レチノイド反応」と呼ばれるものです。

 

一種の好転反応でもあるのですが、ピリピリとした刺激を感じたり、塗った部分の乾燥や、少しかゆみや赤みを伴うなどの副作用が起こります。

 

特に、効果の高いものほどそういった変化を感じる確率が高いです。その時点で少しあわててしまう人もいると思いますが、症状が次の日には治っているなど、短時間で済むのなら問題はありません。

 

レチノイド反応は、ビタミンAやビタミンA誘導体によって肌のターンオーバー(生まれ変わり)が促進されるために起こる肌の変化だからです。

 

使っていくうちにターンオーバーも正常化するので、はじめのうちはかゆみやピリピリ感があったけど、数週間するとまったく変化が起こらなくなるという女性も多いです。

 

 

レチノ-ルクリームの安全性

 

レチノールクリームを選ぶうえで、気にしておきたいのが安全性についてです。

 

安全性をチェックする上でのポイントを紹介してますので、購入の前の参考にしてください。

 

公式ページ・原材料欄で全成分の確認 [安心のレチノールクリームを選ぶ]

 

化粧品会社は、自分たちが販売している成分をすべて開示していることがあります。

 

販売している会社によってスタンスは異なりますが、多くは販売会社のホームページなどで全成分を見ることができます。

 

肌に塗る化粧品成分の中には、人にっては刺激を感じてしまって副作用が出る人もいるでしょう。

 

以前に肌荒れをしたことがあるという経験がある人は、レチノールクリームを購入する前に、一度全成分を確認しておくことをオススメします。

 

当サイトでもおすすめしているビーグレンのレチノールクリームは、ホームページと購入後の製品のパッケージで全成分を見ることができます。

 

ビーグレンレチノールクリームの全成分をホームページで確認して安心

 

ビーグレンレチノールの全成分

 

ビーグレンの製品全般は、ホームページで全成分を確認できます。購入者に取って不安のある成分の有無を、ネットですぐに簡単に見れるところは、信頼が置けると言えますね。

 

資生堂レチノールクリームの全成分もホームページで確認

 

ビーグレンレチノールの全成分

 

資生堂のレチノールクリーム(エンリッチドリンクルクリーム)も、ホームページで全成分を確認することができます。もちろん、パッケージにも記載されていますので、アレルギーが心配な人は事前チェックが可能です。

 

 

グアムのレチノールクリームの全成分

 

グアムで販売されていて、通販でも手に入れることのできるビタミンワールドのレチノールクリームも、全成分を確認できます。

 

ただし、表記が英語になっているので、日本の私たちにとっては確認するのがちょっと難しいです。

 

また、海外のレチノールクリームには、肌に刺激となりそうな成分が多く使われていることもあります。

 

具体的には下記のような成分ですので、購入前にチェックするのが大切ですね。

 

防腐剤・合成着色料の配合

 

グアムのレチノールクリームですが、防腐剤のメチルパラベンやパラベンの2種類が配合されているのが気になります。

 

また、合成着色料なども配合されているので、肌への刺激が気になる人は注意した方がいいでしょう。

 

レチノールクリームのお試しセットが用意されている

 

「皮膚の刺激に不安がある」
「私の肌に合わないんじゃないか?」

 

レチノールクリームを使う場合で、いきなり量の多い本商品を買うのは金額的なリスクがあると思います。

 

そのため、おすすめはトライアルセットなどの「お試し」ができるレチノールクリームを選ぶことです。

 

トライアルセットなら1週間分とか、10日分を試すことができるようになっているのが通常です。

 

まずはトライアルセットでレチノールクリームを少量ずつ使ってみて、様子を見れば副作用が仮に起きたとしても大量にクリームが残ったり、お金を無駄に払うことを避けられます。

 

レチノールクリームで多くの販売実績がある

 

化粧品を選ぶうえで、過去にたくさんのレチノールクリームを販売しているということは、ひとつの安心感です。

 

問題があったレチノールであれば、クレームも多くなり販売を停止したり、徐々に売れなくなり数も縮小するという流れになるということがあります。

 

そうならずに、レチノールの評判がいいということは、それだけ副作用が少なく、安全性も高いということになるからですね。

 

 

[レチノールクリームの安全性] レチノールとトレチノインの副作用の違いと誤解

 

副作用1.ピーリング効果

 

「レチノールにはピーリング効果があるから慎重に使うって聞いたんだけど?」

 

レチノールとトレチノインの作用を一緒にして誤解してしまっている例のひとつです。

 

レチノール自体は、皮膚科などでの治療などで用いられる「ピーリング作用」にまでは至りません。

 

レチノールにはターンオーバーを促進して、正常化させるような働きはありますから、必要以上に怖がる必要はありません。

 

副作用2.皮膚がはがれる

 

皮膚がはがれるほどの強い作用も、レチノールクリームにはほとんどありません。

 

これも、トレチノイン(レチノイン酸)を使う時に多く見られる副作用のひとつです。

 

強力に皮膚の再生が促されるので、古い皮膚の表皮細胞がポロポロと剥がれおちる作用がトレチノインの塗布では起こります。

 

副作用3.傷みが強い・作用が強い

 

レチノールを塗ると我慢できないほどの強い痛み、作用があるというのも誤解が入っていますね。

 

これも同じく、トレチノイン(レチノイン酸)の強い肌の再生作用で皮膚が薄くなり、外部からの刺激に敏感になっているということがあります。

 

レチノールクリームには、強い痛みを感じるほどの副作用は有りません。

 

しかし、レチノールクリームの使い始めにはピリピリとした弱い刺激を感じる人もいますので、塗るペースは様子を見ながら調整していくという必要性はあります。